企業理念

— Decoding Life, Creating Future —

生命情報を読み解き、生き物の新たな可能性を創造する

我々ヒトを含め、地球上のあらゆる生物は固有の生体の設計図「ゲノム」を持っています。生体はゲノム情報に基づき形作られ、その僅かな違いがそれぞれの個性を生み出しています。ゲノム情報は生まれ授かった時点より不変であり、遺伝的な体質から病気のリスクまで様々な情報を持っています。

その一方で、生体を構成する様々な細胞の状態・変化、外部環境・刺激に対する応答のすべてが、生まれ持った遺伝情報「ゲノム」のみで決定されているわけではありません。ゲノムの活性は、DNAの分子修飾や、ゲノムDNAの高次構造に関わる様々な分子の相互作用によって環境・時間依存的に変化し、その結果として細胞機能が多様化していきます。生まれ持った遺伝情報そのものを「ゲノム」と呼ぶことに対し、後天的なゲノムの活性・相互作用の変化を「エピゲノム」と呼びます。

エピゲノムの変化は、外部環境の状態・変化と密接な関係があります。そのため、エピゲノムをより深く正確に解釈する上で、外部環境の状態を定量的に表す必要があります。外部環境を定量的かつ生物学的に評価する1つの方法として、土壌や水、肌、糞便における微生物叢の解析が有効です。これら様々なサンプル中に存在する微生物のゲノム集団をメタゲノムと呼びます。

更に、生体制御メカニズムを解明する上で、ゲノム、エピゲノム、メタゲノムすべての情報を組合せ、統合的に解析する必要があります。近年のゲノム科学の発展により、それら3つのゲノム分野において多数かつ大規模なデータが得られるようになりました。

株式会社Rhelixaは、専門研究機関においてゲノム情報(またはエピゲノム・メタゲノム情報)の大規模解析プロジェクトを主導した研究者によって設立されました。独自のゲノム解析・編集技術を用いることで、ゲノムとエピゲノムのデータを繋ぎ、更にはメタゲノムデータを加えた統合的な解析、製品開発が可能です。我々は、以下の3つの方針に基づき、新たな研究開発・事業を展開します。

  1. ゲノム科学に基づく「ものづくり」プラットフォームのデファクトスタンダードを提供する
  2. 独自のゲノム実験・情報解析技術により、有用な生物機構を社会・産業の問題解決に活用する
  3. ゲノム・エピゲノム・メタゲノム検査に応じた製品・ソリューションを開発する

事業内容

以下の3つの事業を通し、多くのクライアントの方々に弊社サービスをご利用いただいています。

  1. 次世代シーケンサーを用いた全ゲノム・エピゲノム解析に基づく研究開発のサポート
    • 専門スタッフによる次世代シーケンサーを用いた研究開発の提案およびデザイン
    • ゲノム編集や高度なゲノム・エピゲノム実験のサポートおよび実施
    • 独自の計算アルゴリズム・手法を用いたゲノム・エピゲノム解析
  2. ゲノム・エピゲノムデータ解析の専用プラットフォームの提供
    • Webブラウザを通して、どこからでも簡単に解析できる専用クラウドシステムの提供
    • 完全自動化された次世代シーケンサー・データ専用の解析パイプラインの提供
    • ゲノム・エピゲノムデータ解析用の内部専用システムの開発および導入
  3. 「ゲノム x ものづくり」構想に基づく新たな研究・製品開発
    • ヒトのヘルスケア:「致命性はないが、精神身体的に大きな負担となる症状(薄毛、不妊、不眠、肥満等)」の個別化予防・対処に向けた新たなゲノム・エピゲノム検査法の開発
    • 動物のヘルスケア:ペットの体質・状態を判断するための新たなゲノム・エピゲノム検査法の開発と、個別化対処に用いる製品およびソリューションの開発
    • 農業・水産・食品:ゲノム工学を応用した新たな育種法・検査法・品質管理法の開発