2024年3月8日(金)~9日(土)にベルサール新宿グランドコンファレンスセンターで開催される超異分野学会2024東京大会にて、株式会社Rhelixa、三菱商事株式会社、株式会社リバネスと共同で以下のパネルセッションを開催することをお知らせします。
大会名 超異分野学会2024 東京・関東大会
場所 ベルサール新宿グランドコンファレンスセンター
演題 時間的年齢を超えるライフテック – 生命の時間軸を再定義する–
登壇者 株式会社Rhelixa(レリクサ) 代表取締役 CEO / CTO 仲木竜
三菱商事株式会社 S.L.C.グループCEOオフィス 事業構想・デジタル戦略担当 樋口健
株式会社リバネス 代表取締役 グループCEO 丸幸弘(モデレーター)
日時 2024年3月9日(土)16:20〜17:10 @メインホール
形式 現地開催のみ
<セッション概要>
近年30年ぶりに世界保健機関が国際疾病分類を改定し、「加齢関連の(aging-relate」という新たな疾病分類コードが追加されました。もはや老化は「不可逆的な自然現象」から、「病であり、治療や予防をすべき対象」という概念に変わりつつあります。本セッションでは、今後確実に寿命が延びる社会で、いかに身体の生物学的な老化を減速させ健康な状態を保てるか、年齢の概念を変えるライフテックについて議論します。
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また、エピゲノム解析のリーディングカンパニーである株式会社Rhelixa(代表取締役: 仲木 竜、以下「レリクサ」)と株式会社リバネス(代表取締役グループCEO:丸幸弘)は、エピゲノム情報にもとづき、身体の細胞や組織の状態による生物学的年齢を測定・改善し、暦年齢とは異なる新しい健康の概念を確立することで、⽼いを恐れない社会を実現する「エピクロック®︎共創プロジェクト」を立ち上げました。
本プロジェクトでは、これまで年齢の一般的な解釈であった、誕生からの経過年数(暦年齢)ではなく、身体の細胞や組織の状態に基づく年齢(生物学的年齢)を新たな概念として浸透させ、生物学的な老化を減速させることで、誰もが老いを恐れない社会の実現を目指しています。
生物学的年齢は、細胞の状態にもとづく年齢ともいわれ、身体の健康状態や老化の進行具合に加え、心筋梗塞、がん、アルツハイマー病などに代表される加齢関連疾患リスクを反映する指標として捉えられています。今回、解析技術として用いる、DNAメチル化というエピゲノム情報に基づき年齢を計算するエピジェネティック・クロックは、生物学的年齢を測定する上でもっとも有望かつ妥当なアルゴリズムであることが最新の研究で示されています。しかし、既存のアルゴリズムでは日本人の遺伝的特性が十分に考慮されていないため、この度レリクサは日本人に適合する独自のアルゴリズムを開発しました。将来的にはこのアルゴリズムを応用し、アジア圏まで適用を拡大していきます。
2024年、3月8日-9日に開催する超異分野学会2024 東京・関東大会にて、エピクロック共創プロジェクトの記者発表ならびに、「時間的年齢を超えるライフテック」をテーマにパネルセッションを実施します。現在、生物学的老化に対して有効な処方箋を見出し、健康長寿社会の実現を加速させるために、エピクロック共創プロジェクトの理念に共感し、研究活動やソリューションの開発を連携して行う企業を2024年4月30日までの期間限定で募集しています。
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他社プレスリリース
・リバネスとレリクサ、日本初の「エピクロック®︎共創プロジェクト」を開始 ー 科学的に生物学的年齢を測定し、老いを恐れない社会の実現を目指す ー <3/8-9超異分野学会2024東京・関東大会で発表>
・First of its kind in Japan, Leave a Nest and Rhelixa launch “Epiclock ®︎ Co-Creation Project” – Scientifically measuring biological age to realize a society without fear of aging – <Presentation on Mar 8-9 at the Hyper Interdisciplinary Conference in 2024 Tokyo>
【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社Rhelixa(レリクサ)
経営企画室 松野 智行
メール:press@rhelixa.com
Web:https://www.rhelixa.com/
株式会社Rhelixa(レリクサ)について
当社は最先端のゲノム・エピゲノム解析で培ってきた技術を活用して、生物学・医学・薬学領域における基礎研究や製品・ソリューションの開発、またはそれらの受託業務を行っています。次世代シーケンサーにより得られるエピゲノムデータの他、ゲノムやトランスクリプトーム、メタゲノムデータを組み合わせた統合的なデータ解析により、細胞制御の詳細なメカニズムの予測や精度の高いマーカーの探索を行います。また、研究開発のあらゆる場面で必要となるデータの統計解析や図版作成を基礎知識を必要とせず誰もが手元で実現できる環境を提供しています。