国際的な総合科学誌「Nature」の特集企画における記事広告「老化細胞に目を向けて時計を戻す(Looking to ageing cells to turn back the clock)」と題して、当社開発の生物学的年齢計算モデルが紹介されました。
日本抗加齢医学会理事長を務める近畿大学アンチエイジングセンターの 山田秀和 医師は、当社が開発したエピジェネティック・クロックについて日本人集団での評価精度の高さについてコメントしています。当社開発クロックは、統計学的手法である転移学習を活用し、既存の欧米型のクロックに日本人のDNAメチル化データを加えて開発されており、従来モデルより高い評価精度を実現しています。
◉ 掲載誌:『Nature』
◉ 特集企画名: Focal Point on Aging in Japan
◉ タイトル:Looking to ageing cells to turn back the clock
◉ URL:https://www.nature.com/articles/d42473-024-00359-x
「Nature」は、1869年創刊の査読研究論文の掲載を続ける国際的な総合科学雑誌です。特集企画では、日本における老化領域における最新の研究成果および技術トピックを紹介しています。
株式会社Rhelixa(レリクサ)について
当社は最先端のゲノム・エピゲノム解析で培ってきた技術を活用して、生物学・医学・薬学領域における基礎研究や製品・ソリューションの開発、またはそれらの受託業務を行っています。次世代シーケンサーにより得られるエピゲノムデータの他、ゲノムやトランスクリプトーム、メタゲノムデータを組み合わせた統合的なデータ解析により、細胞制御の詳細なメカニズムの予測や精度の高いマーカーの探索を行います。また、研究開発のあらゆる場面で必要となるデータの統計解析や図版作成を基礎知識を必要とせず誰もが手元で実現できる環境を提供しています。